フィリピンでは大抵の店の入り口に警備員がいる。
銀行の入り口はもちろん、病院、ショッピングモール、電気料金の支払い窓口、コンビニなど。
セブの英語学校の入り口にも警備員がいた。
しかも、彼らは武装している。
ただの拳銃だけならず、ショットガンも携帯している。
それだけフィリピンの治安が悪いと言う証拠なのだろう。
その彼らが ”よく働く” と言うことは、それだけ頻繁に強盗や万引き犯と戦っているのかと言うと、そうではない。
彼らは警備員ではあるのだが、同時に店の窓口係りでもあるのだ。
保険会社では、来店理由を尋ねて、どの番号札を取ったらいいかを案内し、
コンビニではオンラインサービス端末のガイドをしたり、買い物かごを渡したり、
ショッピングモールでは、どの辺りに何の店が入っているか、どんな商品が売っているかなどを案内する。
ただし、その案内が正確であるという保証はない。
先日PLDTというインターネットの支払いに行った。
客が入ってくるのを待ち、ドアマンをする警備員。
客にオンライン端末の使い方を説明する警備員。
客にサービス案内をする警備員
うちの嫁も店のサービス内容やら何やら警備員に聞くし、警備員も普通に応える。
おそらく、拳銃を発砲することは一生に一度あるかないかだが、警備員としてではなく、店の窓口としてよく働くのだ。
その光景を私が驚いてみていることに嫁は日本では違うのかと驚いていた。
フィリピンでは警備員を窓口係員だと思って、どしどし使おう。