セブ島 英語留学

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セブの語学学校は毎週月曜日に新入生を向かい入れる。

私は土曜の夜に学校に到着した。

宿舎は学校と同じ敷地内にあり、3人部屋をチョイスしていた私は決められた部屋へと案内された。

部屋に着くとまだ誰もおらず、あとの2人は明日到着する韓国人とのことだった。

 

フィリピン留学の歴史

フィリピンの英語留学はそもそも韓国が開拓したそうだ。

日本と違い、経済を外需に大きく依存している韓国。

外国語のひとつもできないと、まともに就職ができない。

しかし、一般中流家庭ではアメリカやカナダに長期留学させるお金がない。

そこで、生み出されたのがフィリピン留学。

安さ一番でフィリピンに若い韓国人がどっと押し寄せた。

そんな歴史から2010年当時のセブの語学学校は韓国資本の学校ばかりだった。

 

そんな中、私がチョイスしたのは、韓国・フィリピン・日本の三者資本の学校。

他の学校は韓国人300人の中に、5~6人の日本人という学校が多いなか、うちは合計60人くらいの小規模な学校で、約6割が韓国人、4割弱が日本人。

さらに、ロシア人、タイ人、台湾人がちらほらといったところだった。

 

韓国人の英語力

正直、韓国人300人の中で、少数の日本人という環境はつらい。

実際にそのような学校に留学した日本人生徒とセブで知り合ったが、ツラい状況を切々と説いていた。

彼らは「なるべく日本人が少ない環境で英語漬けになれることを期待していた」と言っていた。

確かに日本人は少ないかもしれないが、しかし、その周りは英米人ではなく、韓国人である。

日本語を使う機会は少なくなるだろうが、韓国人相手では決して英語の上達は見込めない。

 

たまに日本人より韓国人の方が英語の発音が良いという人がいるが、100%嘘だ。

例えば、うちの学校の韓国人でよく見かけたのは、Fの発音ができなくて、P音になっていた。

フレンドが言えずに、プレンド。コーヒーはコピーになってしまう。

その韓国人相手に英語をいくら話したところで、上達どころか間違った発音になってしまうのが関の山だ。

 

韓国人の行動形態

生活面ではどうかというと、ひとことで表すと粗暴である。

特に自分より下と思った相手にはひどい。

タクシー運転手やホテルスタッフ、語学学校の先生などにもそうだ。

『金払っている=オレの方がエライ』という図式の様だ。

だからフィリピンでは韓国人はあまり好かれていない。

タクシーに乗るとよく運転手から「あなたは韓国人?」と聞かれる。

「日本人」と答えると、そこから韓国人に対する愚痴が始まるのが常だ。

 

うちの学校では比較的日本人が多い環境だったので、韓国人たちはまだ自制が効いていたと思う。

行儀のよい日本人の影響が出ていたと推察する。

しかしこれが、300人対5人だったら、キツイだろう。。

これからフィリピンへ留学を検討している人は、十分にリサーチしてから行くことをお勧めしたい。

 

さて、ここまで韓国人に対するネガティブな面を書いてきたが、全ての韓国人がそうだという画一的な見方をする訳ではない。

私と同部屋になった2人はとても礼儀正しいやつらだった。

2人は友人同士で留学にきた、当時25歳くらいの若者だ。

韓国は元々儒教の影響が強い国なので、とにかく年上には敬意を示す。

大人になっても日本の中学生と同じくらいの上下関係があるようで、

私の年齢を言ったところ、かなり驚かれたが、それ以降、常に敬意をもって接してくれた。

 

そういった私の年齢的なこともあるが、たまたまこの同部屋になった2人の韓国人は本当にいいやつらだった。

そんな同部屋で友人となった韓国人2人から夜遊びの誘いがかかるのもすぐのことだった。

ムフフ。

 

 

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