2010年10月。
いよいよセブ島へ英語留学の時がやってきた。
今では成田からセブへの直行便も増えたりLCCも新規開業しているが、当時のセブ直行便はフィリピン航空のみで、時間帯も悪かった。
他の日本人留学生のほとんどはソウルや香港経由が多かったが、私は、
JAL:成田→マニラ
セブパシフィック:マニラ→セブ
という経路をチョイスした。
マニラ空港(NAIA)の歩き方
JALのマニラ空港到着はターミナル1。
そこからターミナル3の国内線へ移動する。
ネットで調べた情報によると、ターミナルの移動はタクシーかシャトルバスが良いとあったので、私はシャトルバスを利用した。
当時は有料(といっても日本円で200円くらい)で、一般道路を走行するので、ターミナル移動だけで1時間くらいかかった。
今は無料になって、空港敷地内を走行するルートに変更されたので、断然シャトルバスが便利となっている。
当時は外を通るルートだったので、ターミナル間を移動するバスから街中を観るだけで、この国のワイルドさを垣間見た気がした。。
そして、無事ターミナル3に到着。無事にセブパシフィックに乗り継いでセブへと向かったのだった。
セブ島到着
一般的なセブ島のイメージといえば、南の楽園。
私もある程度はそんなイメージでやってきた。
しかし、語学学校があるのはセブでも街中のセブシティ。
空港から語学学校へ向かうまでの道中で、そんな淡い想いは断ち切られた。
車窓を除くと、鋭い眼光で廻りを見回す浮浪者らしき男たち。
そして、ストリートチルドレン達が至る所に見受けられる。。。
広東省の生活で日本とは違う常識を経験してきた私であったが、セブでもそれと同質のものを感じ取った。
その瞬間、私の頭の中で「南の楽園セブ島」は、「南のシンシティ セブ」へと転換された。
幸い語学学校の敷地内は砂漠のオアシス的な、緑で周りの喧騒が隠されたような場所であったので、宿舎や学校は平和な環境であった。
これから半年間、このシンシティになじんで生活をしていくこととなる。