「フィリピン 結婚」で検索したところ…

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インターネットやブログで様々な情報があふれている昨今。

「フィリピン 結婚」などで検索すると、

やれ「資産目当て」だとか、

「フィリピンの家族に金を吸い取られて終わり」とか、

「最後は借金まみれ」などの

ネガティブ情報ばかりがやたら目立つ。

 

ほぼカネにまつわる話し、というよりカネ、カネ、カネ。。。

淡い恋愛期間も機を熟し、いよいよ結婚と意気込んで手続き方法などをGoogleに尋ねてみたところ、こんなネガティブ情報盛りだくさんでは、幸せな心も折れてしまう。

 

しかし、面倒な書類手続きもなんとかクリアし、現在3人の子どもにも恵まれ幸せにやっている身としては、

もう少し「フィリピン妻」や「フィリピン結婚」でのポジティブ情報を発信するうちのひとりになるべきではとの思いが生じ、筆不精の身ながらブログを始めてみることにした。

 

どれだけ頻繁に更新できるか、どれだけの方の目に留まるかはわかりませんが、そこは徒然なるままに。

後々、子供達に父親がこんな思いや考えでいたのかと読んでもらえるだけでも良いかと思う。

 

さて、ポジティブな情報を発信したいとの思いですが、

そこはフィリピン。

前述したようなお金がらみで悲惨な離婚をしたカップルが多いのも事実でありましょう。

そこで、最初は「何故このようなネガティブ情報が多いのか」理由を掘り下げてみたいと思う。

 

貧国からオカニ(お金)持ちの国へ

アジアでも最貧国のひとつのフィリピン。

フィリピン人の平均月収は2~3万円といったところ。

そしてフィリピン家庭の多くは大家族。

大卒でもまともに就職できるのは一握り。

大家族でまともな仕事無しでは、貧困になっていくのは必然といえよう。

 

そんな中、

90年代頃から若いフィリピーナへ、近くのオカニ持ちの国(日本)のパブで働くと一気に月収10倍という道が開けた。

日本人からすると、月収200~300万円という感覚だ!。。

若いピーナ達はここぞとばかりにOFW(Overseas Filipino Wokers)と呼ばれる海外出稼ぎ労働者となった。

 

日本の夜のとばりに褐色のピーナ達が闊歩するようになった90年代。

日本の男達は明るく陽気でカタコトの日本語をしゃべるピーナ達に入れ込んだ。

そして結婚したいおっさんとオカニの欲しい若いピーナの利害が一致した。

 

しっかりと恋愛期間をおいて、お互いを理解し合えばよいのだろうが、

そういうのをすっとばしてオカニパワーで結婚してしまう一部の男たちが出現。

(私の叔父もその一人だった。。。)

 

結果として、

・実はフィリピンに旦那や子供がいた

・親戚縁者すべてを養う金が必要と後から言われた

・日本に来てから若いフィリピーノに浮気された

などの被害者となる男たちが続出。

そんな男たちや、離婚手続きをした弁護士・司法書士が警笛を鳴らしているのだろう。

 

そして、今でもお金パワーだけで結婚してしまい、痛い目を見ている日本人も少なからずいる。

 

なので、当たり前であるが、結婚するからにはしっかりと恋愛期間を経て、しっかりと相手を見極めるのが必要だ。

恋愛期間中にはケンカなどもして、お互いの理解を深める期間だ。

 

うちも2011年に出会ってから、3年の恋愛期間を得てから結婚した。

私はそれなりに見極めたつもりである。

例えば、フィリピン人は平気で嘘を言うのが多いが、うちの嫁は見事に嘘がなかった。

そして、フィリピン人ではめったにいない「謝れる人」だった。

「謝れる人」と聞いて、日本人には「?」と思う人も多いだろう。

しかし、フィリピン人をよく知っている人は驚かれると思う。

 

日本人は関係の円滑のために「取りあえず謝る」という文化がある。

日本人同士では非常に機能している争わない良い文化であるが、

フィリピンに限らず外国人には、

「謝罪=負け=責任有り」

というような発想で、とにかく謝らない。

ところが、うちの嫁は自分に非があると思えば、謝ってくれる。

とても小さいことに思われるかも知れないが、生活を共にしていく中でとても大事なことだった。

もちろん、うちも完璧ではないが、なんとか円満・幸せにやっている。

 

そんなことで、今後、フィリピン妻との結婚・生活情報を主体に、私の今までの経験談なども紹介しつつ、ポジティブな情報を発信できていければ幸いである。

 

 

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